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Razer Mamba 4G Review

2011.07.10 / Reviews

Razer Mamba 4Gレビュー。旧Mambaは以前にレビューした(Mambaレビュー記事)ので、今バージョンでの変更点のみを取り上げる。なお、検証は基本的にDPI1800、ドライバ2.00、ファームウェア1.02、OS側のポインタ移動量は6/11、加速はoffという環境で行っている。

まず外見や形状については旧Mambaから特に変化なし。唯一の変更点はLEDの色を変えることが出来るという点である。
色を変更すると随分印象も変わるので、面白くはある。
また付随して、発光の強さの調整や、無線時に本体の発光を抑制したりも出来るようになっている。設定画面の表示いわく、LEDを完全に切ると、推定バッテリー寿命が8時間から12時間になるとのこと。むしろ今まではそこまでしてLEDを点けていたのか、という思いが強いが、ともあれ設定できるようになったのは喜ばしいことだ。

その他にも、スリープモードに入るまでの待ち時間や低バッテリー警告の閾値など、変更できる電源周りの設定はいくつか増えている。

続いて最大の変更部分、センサーに移る。まず分かりやすいところで言うと最大DPIが5600から6400へと上がった。その結果、初期設定ではDPI変更ボタンからアクセスできる5段階のDPIが、800・1800・4000・5600・6400と、異常に高い数値に寄ってしまっている。

6400があるのなら5600は要らないと思うのだが、旧Mambaでの最大値だった思い出を大切にするために残してあるのだろうか。それともネイティブのDPIはこの5つになってしまっているのだろうか。

続いて3.5Gでの問題点とその改善について。旧Mamba他に搭載されていた3.5G Laser Sensorには、布パッド使用時にクリックぶれが起こるという問題があり、後にそれを改善するためにdynamic DPI scalingアルゴリズムが採用されたのだが、今度はそれに起因する低速移動時の挙動の不自然さという問題が浮上してしまっていた。
これはどちらを取っても一長一短であり、どちらを支持するユーザーも存在しているのだが、旧Mambaの古いファームウェア以外では例外なくdynamic DPI scalingが採用されていることから、Razerとしては今後そちらを標準仕様として推していくつもりであろう、と言われていた。
今回の4G Laser Sensorではその予想通り、dynamic DPI scalingを切ることは出来ない。とはいえ、かつての(とは言っても自分は旧Mambaのファームウェアver.1.07しか触ったことはないが)ような、「微速で動かそうとすると反応せず、ある一定速度を超えたところから急に動き始める」という極端に不自然な動きは感じられない。普通に動かしている限りには殆ど不便はないのだが、検証してみるとこれが微加速のような挙動を引き起こしているようだ。
具体的には、360度35cm設定のFPS中で、4秒掛けて360°動かしたマウスを、10秒掛けて物理的に元の位置に戻すと、5-10°移動量が少なくなってしまう。以下のSSは0°のラインにあわせて右に360°動かした後、左方向に動かして戻した際のものである。小さくはあるが、無視できない量のずれがあることがお分かりいただけるだろう。

様々な布やプラ、金属パッドで検証してみたが、どのパッドで何回検証を行っても同じ程度の誤差が発生したので、これは「クリックぶれを低減するために低速時の移動量にフィルタを掛ける」というdynamic DPI scalingによってもたらされたものではないかと推測される。もちろんただ単に微加速の切れないセンサーなのかもしれないが、表れる結果としては同じである。

代わりに、dynamic DPI scaling本来の目的であるところのクリックぶれ低減については効果が発揮されており、手持ちの布パッドではXTracPads Fat Matでほぼ毎回1px程度、SteelSeries Qck Massで5回に1回1px程度のずれが発生するに止まっている。その手の非常に柔らかいパッドを使用するのでなければ、クリックぶれからは解放されると言って良いだろう。

最後に、もう一つの目玉であるsurface calibration機能について。これはマウスパッドの表面に合わせてセンサー出力機能を最適化するという機能なのだが、少なくともMamba 4Gではこれをonにするとリフトオフディスタンスを調整できるようになる、という理解で良さそうだ。
設定画面でsurface calibrationをonにすると、lift-off rangeの調整が自動/手動で出来るようになっている。
なお、リフトオフディスタンスを絞りすぎると認識する閾値がソールの高さを超えてしまうのか、単純にパッド表面の認識機能が低下しているのか、マウスポインタが全く動かなくなってしまう。リフトオフディスタンスを最大に設定しても、手持ちのマウスパッドではリフトオフディスタンスが1円玉2枚分を超えることはほぼなかったので、よほど気になる人以外はこの設定を詰める必要は無いように思う。

結論を述べる。3.5G Laser Sensorに見られた問題は殆どクリアされており、dynamic DPI scalingによる微加速のような動きが許せるなら旧Mambaから乗り換える価値は十分にある。3.5Gの評判を聞いて二の足を踏んでいた人間に勧めることも出来そうだ。
個人的には、一番好きなパッドなのに旧Mambaでは使い物にならなかったので泣く泣く封印していた、Golithus Controlを問題なく使うことができるというだけでも嬉しい。微加速についても、最近はFPSといえばシングルモードをクリア目的で、もしくはKilling FloorをCo-opで、という程度にしかプレイしていないので、そこまで神経質になる必要もないという判断をしている。

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Comments

吉田
どこで買ったんですか?海外からの取り寄せですか?
Wolfdog
>>吉田
RazerStore Asia Pacific、要はアジア向けメーカー直販サイトからです。
Razerは比較的国内発売までのギャップは短いですが、それでも数ヶ月は待ちますからね。

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