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Razer Mamba Review

2009.07.01 / Reviews

Mambaレビュー。色々なところで既にレビューされていることでもあるし、基本的な仕様に関するコメントなどは省く。

まずDAからの変更点として目に付くのがサイドのくぼみ。天板のようなさらさら加工ではないラバーで、グリップ力を大幅に向上させてくれる。裾に行くにしたがって広くなる感のあったDAより、DBやAvatarのようなサイドのえぐれたマウスの持ち心地に近くなった印象だ。またサイドボタンがラバー加工になり、ストロークもやや短くなって押しやすくなった。ホイールクリックも上手く説明できないがやや硬質な感触に変わっている。左クリックの端についているボタンはクリック感が柔らかく返りのキレもいまいち。手のホールドを緩めるか、人差し指をかなり苦しいところまで伸ばさなければ押せない位置ということもあって、撃ち合い中に押すような使い方には向いていないようだ。なおデフォルトでは解像度上昇/下降が割り当てられているが、これは他のボタン同様にドライバで変更可能となっている。そう頻繁に使うわけでもないのに解像度変更ボタンの割り当ては変更できないというマウスが多い中で、これは嬉しい点である。裏面にはセンサーとパッドの距離が変わることによるカーソルのぶれを抑止するという、テフロンリングが取り付けられている。その分設置面積が増えて滑りを損なっているのではないかと懸念していたが、テフロンリングまで含めてもDA+Hyperglideよりも滑りが良い。総じてDAの欠点とされていた部分をしっかり潰してきた印象である。

セールスポイントである無線機能についてはどうか。正直使い始めるまでは無線であることのメリットは大きいとは思っておらず、体感できるレベルではないにせよ遅延やポーリングレートの面で優位になる有線状態で使うつもりであった。しかし試しに無線で使ってみるとこれが非常に快適で驚いた。Mambaのケーブルは細い布巻きで、有線状態でもそうケーブルをストレスに感じることはない。しかし無線はまさに別世界である。前評判どおり、遅延やポーリングレートの揺らぎも体感できるレベルではない。バッテリーの消費も大体一日21時から26時くらいまで無線でプレイして1/3といったところなので、使用後に充電するなり、一定時間は有線で充電しつつプレイするなりすれば全く問題ない。ちなみに電源のスイッチさえ入っていれば、PCの電源を入れなくても独立して充電する。ただバッテリーを入れた分明らかに重量は増しており、更にバッテリーの搭載されている後ろ側にかなり重心が偏ってしまっているのは、避けられない事とはいえ残念である。

次にMamba最大の問題とされているセンサーの挙動について述べる。特に布パッド上で、カーソルの移動がぶれがちになり、クリックやホイール操作でもカーソルがずれてしまうという問題が知られている。テフロンリングとファームウェア1.06、ドライバ1.04によってだいぶ解消されてはいるが、少なくとも普段使用しているGoliathus Control上では、無視できないレベルでこの現象は発生している。なおファームウェア1.07を入れたところ、ぶれはほとんど見られなくなったが、小さい移動量にフィルタをかけているような感じで、低速移動時にカクカクとした動きになってしまった。その違和感をどうにもぬぐう事が出来ず、自分は1.06に戻して使用している。しかしMambaがETに使用できないかというと、さにあらず。自分はETのセンシを大体360度30cmに設定しているのだが、この条件下でカーソルぶれやクリックずれによって起こる照準の移動量というのは極僅かなのである。かなり激しくぶれても遠距離の敵のヘッドほどにも動きはしない。ただ、ハイセンシになればなるほどこのぶれは大きくなっていくと思われるので、気になるか否かは個人の設定次第という面もある。

この現象は布パッドで多く発生し、プラなどの硬質パッドでは発生しにくいといわれている。しかし布パッドといっても千差万別、表面が変形しやすいものからしにくいものまで色々と存在する。というわけで、手持ちのパッド全てで動作確認を取ってみたのが以下の表である。

マウスパッド カーソルぶれ クリックずれ
Steelseries QcK+
Steelseries QcK mass
Razer Goliathus Alpha Speed
Razer Goliathus Alpha Control
CorePad C1 Large
Qpad CT Black 1.5mm
DHARMAPOINT CLOTH TYPE
X-RAY Aqua3
A4TECH X7 GAME
ZALMAN MP1000
XTRACPADS Fat Mat
XTRACPADS RIPPER XL
ZOWIE GEAR P-RF

カーソルぶれに関してはGoliathus Control以外ではほとんど気にならなかった。クリックずれに関しては「大」だとほとんどクリックするたびにカーソルが動いてしまう、「中」では半分くらいの確率で動く、「小」ではまれに動くといったところ。「小」ならばデスクトップ操作でも不便を感じることはまずないだろうと思われる。またホイールを下に回すとクリックよりもやや大きなずれが発生することがある。スクロール時、精密にポインタを合わせる必要があるとは考えにくいが、一応注意が必要である。こうして見てみるとほとんどのパッドで大なり小なり問題が発生するのは確かのようで、硬質パッドを買ってみようかという気にもなる。しかし自分にとってはカーソルのぶれよりもパッドのサイズのほうが重大な問題であるからして、QPAD HeatoN padあたりの大サイズプラパッドが出るまでは比較的問題の小さい布パッドを選んでしのいでいく事になりそうである。(7/4 : X-RAY Aqua3について、使っているうちに少量のカーソルずれを確認したので修正)

思いのほか長くなってしまったが、結論に移る。外形や無線の完成度は非常に高いが、現段階では小さくない問題があるのも事実。それを承知の上で、DAの進化形を是非手にしたい、高級感漂うアクリルケースや青く発光するオブジェを見ているだけで幸せ、「WELCOME TO THE CULT OF RAZER」と書かれた黒い紙を手に入れるためならなんだってやる、という向きは大金を払って買ったとしても決して後悔はしないだろう。

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